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あれ、死んだよな俺?なのに意識や皮膚の感覚などがある気がする。
意識が覚醒した俺は目を開けて周りの光景に絶句した。
そこには神殿があったからだ、どうゆうことだ?
「なぜ、こんなとこにいるんだ?死んだはずなのに、感覚があるし」
「あっ!いました!」
声が聞こえたので後ろを振り向くとそこには天使がいた。
なんなんだこれは、俺の身に何が起きてるんだ。
そんなことを考えていると天使から声をかけられた。
「空閑、柚人様ですよね?先程ナイフに刺された記憶はありますか?」
「えっ?ええありますけど僕死にましたよね?」
「まぁやっぱり!あの神は・・・・、ってそうです貴方は死んでしまいました。そのことで是非とも話したいので私についてきてください」
「はぁ、わかりました」
一通りの会話が終わると天使が神殿に向かって歩き出す。
俺はその後をついて歩きながら質問を繰り出していく。
しかし天使は話す気がないのか適当にはぐらかして質問を回避していく。
「答えたくないのは分かったので名前だけは教えてください」
「すみません答えたくないのではないのですが、規律があるので。私の名前はミラです」
「では扉を開けるのでお入りください」
ミラさんが扉を開けてくれるので神殿に入る。
さて、何が出てくるのやら・・・。
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