ギルドでの出会いは旧知の恥

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「行くぜユズ!魔法弾起動、そのまま浮遊、そして射出!」 「うお!?」 御影が円を描く様に武器を回すと炎や水や土などの弾がそのまま体の周りに現れそして俺の方に向かって飛んでくる。 俺が避ける事に集中してると御影が徐々に弾数を増やしながらも近づいてくる。 「ユズが今どれくらい強いか知らないけどな、簡単には負けてやらねえぞ!こっちでは地獄の特訓をしてんだぞ!」 「ハッ!しゃらくせぇ!」 弾のスピードに慣れてきたので撃ち落とせる弾は撃ち落とし切ったり避けたりしながら御影に近くに行く。 「やっぱり対応が速いな!でもこれはどうだ!トラップ弾、起動!」 「んっなにぃ!?」 いつの間にか俺の足には植物の蔦が絡んでいた、多分あらかじめその場所に弾を撃ち込んで俺が通るルートを限定させて起動させたのだろう。 すぐさまその蔦を切り捨て転がる様に避けるといた場所が爆発して爆破跡が残る。 「あぶねぇな!?殺す気かおまえ!?」 「いや、ユズなら死ななそうだし。」 「ばっか!お前俺、一応人間だぞ!?」 「前世で、ヤクザ50人相手に無傷で制圧したお前が今更何を・・・・・・。」 会話しながらも時折剣を合わせて甲高い音を立てたり避けながらも魔法切ったりと忙しなく動く。 「そもそもユズ、神なら死なないじゃねえの?」 「いや、不死性は無いって聞いた。」 そういくら神でも不死は出来ないらしく心臓を貫かれたり首を切られたりしたらすぐ死ぬかもしれないらしい。 「まぁ一瞬で直せば問題無いと思うけどな」 「それの何処が人間だよ!?」 ツッコミと同時に両武器とも振り下ろして来るので受け止め、払い捨てて蹴りを出し相手を吹き飛ばす。 「ゲッホゲッホ、容赦なく蹴るなぁお前。」 「そりゃあ油断したらすぐ死ぬっていうのをさんざん爺さんに教えられてきたし。」 「・・・・・・そりゃあ、あの人あって今のお前があるもんな。」 そしてお互いに高スピードで決定打を与えるために乱撃戦に持ち込む。
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