プロローグ

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一時間目が始まるぐらいに、教室に駆け込んで先生に叱られてから席に座って教科書を出して授業の受ける準備をする。 遅刻した理由は適当にでっちあげて言っといたがクラスの男子生徒たちは憐れんだ目で俺を見ていたことに気が付いた。 後ろは御影の席なので小さい声で文句を言った。 『お前、逃げたこと一生呪ってやるぞ』 『いや、説明して巻き込まれるのと一人で逃げるなら後者でしょ』 『俺たちなら逃げれただろ?』 『それで慧夜ファンクラブに睨まれたらおしまいだろ・・・。』 一理ありすぎてぐうの音もでなかった。 なので昼ご飯を奢ってもらうことにした。負い目があるのか御影も了承した。 そして昼食の時間・・・・・・。 「御影!わかってるだろうな!」 「おうよ!合点承知の助よ!」 「御影ー、柚人ー、一緒に食べ『『えー!?昼食は女の子に囲まれて食べたいだって!?さすがだな慧夜は!!!』』よ。って、え・・・?」 「「「え!?慧夜君、一緒に食べたいの!?」」」 「「「「いっしょに食・べ・よ・・!!!」」」」 「え・・・?僕は柚人たちと食べるって約束が・・・・」 何か言っていますがその間にこっそりと教室を出て俺ら二人は購買に食事を買いに行く。 教室からは女共の甲高い怒鳴り声と男共の「メシウマ!」声が聞こえた。 いや、心情的にはメシウマですけど巻き込まれて可能性があるのにそんなこと言える? 『あっ、君たち!一緒に食べないかな?』 『えっ!?いや、食べない!こっちにくんな!』 『俺たちもいいからな!?来るなよ!?』 『ちょっと男子たち!なんてこと言うのよ!』 『『え!?いや、ちょっと待って!ぎゃぁぁぁぁぁ!』』 メシウマwwwwwwwざまぁwwwwwww
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