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「・・・・・・・・・何ですかこの内容?」
「さあ?僕の所にも今朝届いてね。全く何を勘違いしたのやら
・・・・・・・・
人を運んで欲しいなんて。」
そう書類を拝見させて貰った所、一人の少女の写真、届ける場所の地図、それだけしか書いてなかった。
一応他にも何か書いてないか確認をしてみても何も無かった。
「いかにも裏の案件っぽいですね。」
「ああ。僕も拝見してみてとても怪しんださ。わざわざ運び屋の君に頼むなんてさおかしくて笑ってしまいそうだったよ?」
「実際に依頼人に会ったんですか?」
「いやぁ依頼人の部下って人がきて書類を渡しただけさ?だから受ける受けないは君次第さ。」
そう言って真壁さんはコーヒーをすすった。
運び屋と言っても今までの仕事は銃や兵器などを運ぶといった仕事だったし他の運び屋もそんな人を運ぶなんて仕事は極々少数しかいない。
「外国から亡命とかでは無いですよね?」
「確認してみたらそれは違うと断言されたさ。じゃあなんで?と聞いてみてもはぐらかされたけどねぇ。」
「ますます分かんないっすね、なんでそんな案件が俺に。」
写真に映っている少女は銀髪にオッドアイの赤眼に青眼。無表情っぽいけどとても美少女に写真からは伺える。
しかし外人では無いと言うからおかしなものだ
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