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この学校はある程度の勉学そして仕事働きの人達のための窓口となっており一旦この学校で卒業し外で働いていた人達がこの高校に戻ってきて次の仕事先を探す場所にもなっている。
学園の大きさは甲子園会場の六倍ぐらいだと思ってくれて構わない。
そして一般職から裏の仕事まであると言っていたがこの学校にもその裏の仕事を学ぶ場所があり主に東ブロックと西ブロックに分かれており東ブロックが一般職、西ブロックが裏の仕事に携わる場所で今はその西ブロックに向かっている。
西ブロックでは日々武術や暗殺にスパイ活動、兵器開発、中では魔術や魔法などのファンタジー関係な仕事もしているらしい。
今回の運ぶ物はいかに大変なことがわかる。
そして教頭先生の部屋に到着したのでノックをして入る。
「失礼します。二年運び屋新城志乃、仕事を受けに参りました。」
「ふむ、コード番号は?」
「・・・・コード889858番、って毎回言わなくてもいいと思うんですけどねこれ」
「はっはっは、仕方ないさ。そうゆう仕組みなのだから!」
そう言って窓の外を見ていた人が椅子を回転させてこちらに向いた。
その人は青い瞳をこちらにむけてオールバックの金髪が生えており年齢が大体四十歳、髭が少し生えておりいかにも外人そうな人、この人が教頭先生の真壁真三<まかべしんぞう>さんだ。
ちなみにコード番号ってのは認識標みたいなもので裏の仕事をする人は必ずっていいほど皆が持っており自分の好きな番号を言って前の人に同じ番号がなければその番号を使っている。ちなみに俺は、はやくはこぶって言葉遊びにしておいた。
「で、真壁教頭。今回運ぶ物って結構な訳アリですか?」
「うーん、訳ありって言うより危険が必ず付いてくるかな。」
「それって物ですよね?」
「まあ詳しい事は書類を見てほしいかな」
教頭の手には茶封筒がありそれを渡されて中身を拝見する。
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