第壱話 先見の明

1/1
前へ
/36ページ
次へ

第壱話 先見の明

 ある一本の電話が、“(こく)()(じん)()(いん)”内に鳴り響いた。 『私ハ、地獄機関直属*閻魔書記補佐官ノ“司命(しみょう)”デアル。有事ノ際ニ対応スル為、()(じん)警察*破魔矢(はまや)班ヲ彼岸入リノ現世ニ配備セヨ。コレハ、閻魔大王様カラノ直々(じきじき)ノ命令ダ。』(宣戦布告につづく)
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加