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第05説 深夜の邂逅
"うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああ"
自分は声にも成らない断末魔を叫びに叫んだ。
"うわあああああああああああああああああああああああああああああああああっ??"
しかし、よく見てみると、その女性は夕方に見かけた神社で白い着物を着ていた美人さんに似て綺麗だった。
"うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!"
歓喜でしかなかった。
"ん?"
そう思っていると女の方は、なにやらブツブツと呟き始めた。
「色はにほへど 散りぬるを我が世たれぞ 常ならむ有為の奥山 今日越えて浅き夢見じ 酔ひもせず」
"ん??"
「色はにほへど 散りぬるを我が世たれぞ 常ならむ有為の奥山 今日越えて浅き夢見じ 酔ひもせず」
"ん???"
「色はにほへど 散りぬるを我が世たれぞ 常ならむ有為の奥山 今日越えて浅き夢見じ 酔ひもせず」
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