二つ名の世界 (仮)

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銀妖花(ぎんようか)…光の加減で青味がかった色にも見える妖刀の中でも一番美しいと言われ、2mを越す刀身で刃幅も厚みもあって重量がある為に扱いは刀の中でも一番扱いにくいとも言われる。これには女郎花(おみなえし)男郎花(おとこえし)というそれぞれ名のついた二つの腕輪が対になっていてそれを上手く使って銀妖花を扱わなくてはならない ・水月(みなづき)の君…刃を打ち合わせただけで簡単にポッキリと折れそうなほどの細身でいながら重量級の銀妖花を受け止められるほど頑丈。 縁が結ばれているのでは?と伝承されるほど何故か銀妖花がある所に必ず現れる神出鬼没な刀。空気中の水分を使って周りを氷点下まで温度を下げる力がある ・御影鷹(みかげづか)…神刀、神の使者とも言われる。扱う者の精神力と技量で幻覚、幻聴を起こさせ記録の積み重ねと読み取りなどのレコーダー機能もある。 ただし記録をする時に扱う者の感情などもそのまま記録されてしまうので、憎悪や愛情など強い感情により歪んだ記録になったり暴露に繋がる己の過去まで記録されてしまう可能性があるので注意と覚悟が必要
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