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「さあ!皆の者目覚めるのだ!我がドラキュラの命に従いしゾンビ達よ!」
ーーーーーーーーモリモリモリ、、、、、モリリィ!!
嵐の夜、墓場より這い出した腐乱死体(ゾンビ)達はドラキュラの命によって目覚めた。
ーーーーーーーースピ~!スピ~!腕しか出られないゾンビが居た。
「おい!誰かそこで土に溺れているゾンビが居るぞ!助けてやれ!」
”ウゴァァァァ”と言う叫び声と共にゾンビ達は、そのゾンビを助けた。
「、、、、、、、ぷひゃ、げほげほ」
「何だコイツは!黒髪に大きな眼、その和服は何だ!ゾンビと言えば洋画だろうが!もう一度埋めておけ!子どものゾンビなど役に立たん!」
しかし、他のゾンビ達は父性か母性に目覚めた様子で生まれたてのゾンビちゃんにチヤホヤしたのだった。
「な、何だ!俺がお前達を目覚めさせたのだぞ!何でそんな冷たい目をするんだ!俺だって仕事なんだよ!」
そう言い泣きながらドラキュラ伯爵は自分の城に帰って行きました。
そして、なし崩し的にゾンビちゃんは、この悪魔城でゾンビ子どもメイドとして働く事となった。
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