3日目『参加者のいない日』

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俺達が眠りへとついていたその頃――― 人影が薄い静かな公園で残虐な行為は行われていた。 「んーっ!んんーっ!!んぅんーッ!!!」 女子高生らしい少女は口に猿轡(さるぐつわ)をされ、両手を縄で縛られ、呻き声をあげて、必死に抵抗している。 だがしかし、少女の首筋の近くには医療用のメスがあり、少女は殺されるかもしれない恐怖と絶望、逃げたいと思う気持ちでいっぱいだった。 少女の近くには20~30代くらいの男性がいるが、彼は両手を縄でフェンスと一緒に縛られ、逃げるのも困難な状況だった。 「ふふっ…。綺麗な身体ね、お嬢ちゃん。食べちゃいたいくらい…。」 少女の目の前には雪斗と花岡を付けていたあの赤髪の女がいた。 少女は着ていた制服を無惨にも引き裂かれ、女の手が少女の身体を這う。
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