3日目『参加者のいない日』

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男性は身動きが取れないのにも関わらず、少女を助けようと試みる。 「お兄さんも後でちゃーんと相手してあげるから、あんまり動かないでね。」 「…妹から離れろ!」 男性は叫んだ。 女は知らん顔で、少女の身体を丹念に舐め回すように指を這わせる。 「んんーっ!んんーっ!!」 少女は両目からポロポロと大粒の涙を流す。 女は少女の上に跨がっており、少女は必死に抵抗してもがくしか他ない。 「んふふっ…。可愛い子。私にそんなに興奮しちゃって。嬉しいわ…。」 女は少女の嫌がることを喜んでいると勘違いしているのか、それとも本気でそう思っているのかわからない。 だがしかし、女は白衣のポケットをゴソゴソと探ると1本の注射器を取り出す。 少女はニヤニヤと薄ら笑いを浮かべる女を更に恐怖の目で見る。 女は恍惚の表情を浮かべながら、少女の耳元へ自分の唇を近づけていく。
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