第1章 無限回廊1周目

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そんなやり取りをして、激しく抱き合って、不安をかき消すように強く求め合った。 でもおかしいの。 何度果てても、そのたびに暗い影が覆ってきて私を暗闇に取り込もうとする。 晴馬・・・・・ 私を離さないで・・・・・・・!! 「夏鈴」 聞いたことのない声で起こされた。 見上げると、見知らぬシルエットが寝室の隅に立っていた・・・筈だった。 「急がないと、皆死ぬぞ!」 と、頭の中で声がした。
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