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「大事に持っててくれたんだな。ありがとう」
ネロ「礼を言われる程ではない……戦友の頼みだからな!大事に持っているのは同然だ!」
胸を張って言った
いつものネロだな
俺は少し笑った
ネロ「笑ったな」
「悪いか?」
ネロ「いや……いい笑顔だ」
ネロはそのペンダントを俺に渡した
俺はペンダントを受け取った……すると
「!?……イグニス!?」
イグニス『ようやく繋がったか………随分待たせてくれたなお前』
「なんで急にイグニスと」
イグニスは外へ出てきて人の姿になった
イグニス「そのペンダントのお陰だな」
「ペンダントの?」
イグニス「知らなかったのか?……アリスは魔術師だよ」
「えっ……」
ネロ「そう言えば言ってなかったな」
「えっ?えっ?………2人とも知ってたの!?」
ネロ「うむ……アリスはいいやつだった」
イグニス「こんな魔術を使えるなんて驚いたしな」
俺は顔を引きずった
「……………お前らな」
イグニス「でも……これで完全にお前と一緒に戦える」
「……………」
ネロ「そうだな。まさかイグニスにまた会えるなんてな」
「……………相変わらずだな……お前らは」
イグニス「これからまたよろしくな……グラン」
「………ああ!」
イグニスは俺の中に戻った
ネロ「レイ……余と契約してくれないか?」
「俺と」
ネロ「うむ」
「わかった」
俺は契約の詠唱を言いネロと契約した
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