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翌日
「う……うう」
俺は上半身だけ起き上がった
「(……少しだるいな。?なんか変だな?)」
どことなく違和感を感じていた
「(まあいいか………顔洗いにいこう)」
俺は立ち上がり洗面台へ顔を洗いに行った
洗面台
「(なんか変なのがあるな………なんだろう)」
顔を洗った後近くにあるタオルで拭いた
「ふぅ……さっぱりしたぁ。……?なんか声がおかしいな」
俺はふと鏡を見た
すると
「……………え?」
俺は目が点になった
今俺が遭遇したことのない事が目の前で起きていた
「な………な!?……」
あまりの驚きに
「なんだこれは!!!!!!」
朝から大声を出した
そして異変に少しずつ気づく
「声が変わってる……高いな。女の声になってる。……それに腕が細い。あとは」
一番びっくりしているのは自分の胸
「完全に女と化してる。…………俺って無意識に変身の魔法を使ったのか?いやでも今俺が使えるのは魔術だし」
人の姿と声そっくりになれる変身魔法はある
でも今の俺は滅竜魔法を使ってた時とは違い魔術しか使えない
もちろん変身する魔術など知らない
やり方もわからない
なのになぜこんなことに
俺は右手で胸に触れた
「大きさとしては雪音より少し小さいぐらいか。………って!なに冷静に分析してんだよ俺は!」
なんか自分にイラついた
すると
ガシャッ!
洗面台に入ってきたのは雪音だった
雪音「どうした零!大声をあげ……て」
「雪音……」
固まってる
驚いてるなこれは
なに言ってくる?
雪音「だ………誰だお前は!!!!」
だよねぇ……言うと思った
予想を裏切らないなお前は
とりあえず俺は布団があるところへ行き座った
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