白雪姫
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「でもそのお姫様は綺麗なドレスは全く着なくて、いつもいつも、お外で仕事をしていたの」 「雪みたいだね!」 すかさず話を遮った男の子に、雪は「しーっ」と、唇に人差し指をあてました。 「そう、名前もわたしと似ていてね?白雪っていうの…でもわたしじゃないわ。だってわたしは、もうお姫様じゃないもの」 それでね、と、雪はお話を続けました。 今日のお話はこうでした。
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