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◇
あるところに、それはそれは美しいお姫様がおりました。
そのお姫様は名を白雪といい、国王様と、女王様と、仲良くお城で暮らしておりました。
白雪は二人のことが大好きでしたが、それ以上に、と言っても過言ではないほどに自然を愛していました。
そのため毎日、町娘の格好をして動物と戯れつつの仕事をしています。
「あら、小鳥さんおはよう。良い朝ね、一緒に歌でも歌って他の皆を起こしに行きましょうか」
白雪が小鳥に向かって手を伸ばすと、小鳥はその手に降り立ち、美しい声音を響かせました。
「まぁ!上手なのね!素敵だわ」
それから白雪は小鳥を城へ持ち帰ると、女王様に尋ねました。
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