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目が覚めると、カーテンから差し込む光が眩しかった。
・・・昨日、閉めたハズだよな
そう記憶を巻き戻しながらカーテンを閉めようと、千鎖(ちぐさり)槐(えんじゅ)は身を起こす。
「・・・ん」
は?
あり得ないその声に恐る恐る周りを見渡したが何もない。
ってことは・・・
嫌な予感と共に視線を下に落とすと、そこには健やかな表情で眠る少女の姿があった。
三秒後、槐が辺りに響き渡る声で絶叫したのは言うまでもない。
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