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「いい加減にしてくれよ!!
俺は!真美が!!好きなんだ!!」
私は何が何だかさっぱりわからなかった。
誰が私を好きなの?
「おいっ!!わかれよ!!
俺が!お前を!好きなんだよっ!!」
へ?浅川君が?!
え?だって…
え?意味分かんないんだけどっ!
「どうして好きでもない女を部屋へ上げたり、カレーを食わせたりするんだよ?!」
「だって、下心からだったんじゃ…」
「別れた男の愚痴聞かされて、腹が立った。
しかも、鈍すぎるお前に腹が立ち放題だ。
俺、すごく独占欲強いわけ。おまけに女を従わせたいわけ。
いい気がしてたと思う?鈍すぎなんだよ!」
大きく溜息を吐くと私を睨みつけた。
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