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おっさん「あぁ、犬ですね。ちょーどこれくらいの大きさの……
犬「ワン」
大きさで足が短くて……
犬「ワン」
毛並みが茶色で……
犬「クゥン……」
耳が垂れてて……」
「はよ気付いてやれよ!めんっちゃワンワン吠えて悲しんどるやないかい!」
おっさん「はぁあ!!いぬや!俺のいぬや!いぬぅ~めっちゃ探したやないか!どこいっててん!いぬぅ~寂しく無かったか、いぬぅ~」
「いぬぅ!!犬の名前がいぬって!どんな名前付けんの?!」
おっさん「あれっ?私の手紙が無い……」
「えっ?おっさんが書いたん?」
「うわぁやばっ!聞こえた!」
「うわぁ~めっちゃこっち見てる~」
おっさん「ちょっとあんた!」
「やばぃ」
おっさん「ちょっとあんた!なんで目ぇそらしてんの?」
「いや、なんでも……」
おっさん「今あんた後ろに隠したわよね!」
「なんでオカマ口調やねん!ってか隠して無いよ」
おっさん「うそ、私見たんだから!」
「だからかなんでオカマ口調やねん!」
おっさん「ちょっとあんた返しなさいよ!」
「ちょっとやめろ!オカマ口調のおっさん近寄んなや!ってかおっさんのラブレターって解ったら、続き気になってしゃーないねん。とられる前に読んでやるっ」
おっさん「いやぁ、もうぅやめてぇもうぅやめてよっ!いやだぁもうぅ!いや!」
「嫌々言うや!気持ち悪い!」
おっさん「あぁんっ!」
「えー私はずっとずっと、あなたの事を見ていました。私はあなたに秘密があります……なんやおっさん!何隠してんのや!」
おっさん「いやぁあぁぁ」
「いつまでも気持ち悪いなぁ!
えーあなたの両親を殺したのは私です……えぇ……私は……あなたの幸せを願ったのです……?」
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