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「光二様がお綺麗なのですから、守人様も大丈夫!」
何が大丈夫なのであろう。
「こちらが、満千留様の部屋です」
満千留は面倒だと言いながら、何かの書類を処理していた。
満千留は俺を見ると、座っていてと手で合図していた。
「呼吸するのも、喋るのも面倒臭い……」
こんな怠惰な満千留が、当主になりたいというのも面白い。
「俺は光を喰うからね。今でも充分だけどさ」
満千留の表情に、時折、憎しみが浮かぶ。
「ええと、柴崎の山の民だよね?連絡しているから行っていいよ。
かなり離れているから、車も用意したよ」
車も四区でアウトドア用であった。
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