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夢の叶え方
いつものアラーム。いつもの時間。
「目覚めたくなかったなぁ…」
ため息混じりに呟く。
いつもの時間にいつもの会社へ出勤し、いつものように仕事をし、いつもの時間に帰宅する。
そんな1日の今日がまた追加される。
身支度をしながら、見ていた夢を思い出す。
数時間後には、すっかり忘れてしまうだろう。
もうすでにあやふやになりつつあった。
ただ、この現実の日々では感じる事のない、ウキウキした世界にいた。
「あのまま、夢の中に居たかったな…」
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