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頭の中は真っ白でドロドロに溶けだしそうだった。
何がどうなってこうなったのかよく分からない。分からないけど今この発情しきった身体を貪っている相手が自分の魂の番である事だけは間違いなかった。
彼が髪を撫でる度に幸福感に満ち、唇が肌を這う度に中心が疼いた。
「んっ……あっ……」
初めてだというのに夢中で彼を求めた。
深い口付けを受け入れてその舌で口の中を蹂躙され、自らの舌を絡み取られると唾液が口の端から甘い声と共に溢れる。
身体中をまさぐる長い指に何度も身体は跳ね、胸の突起を弄られ摘まれるとまるで女みたいな声で啼いた。
彼の舌がもう片方の突起を甘噛みして舌で転がしている間も中心は熱をどんどん集め、鈴口からは粘り気のある蜜がとめどなく滴った。
発情中の身体は直ぐに相手を受け入れようとして触れられてもいないのに後ろの穴はグチャグチャに濡れていた。
「あっ……もっ……はやくっ」
まだ胸だけしか触られてないのに淫らに誘う言葉が勝手に出てくる。
早く中に挿れて欲しくてたまらない。その欲の塊を突き刺して最奥に熱を放ってほしい。
早く、はやく。
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