■出会い

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/14ページ

■出会い

「んー…やっとレポート終った~」 その日は生憎の雨でした。 「うわぁ…もう午前3時って……日、超えちゃってるよ…」 私は大学の講義に関するレポートをまとめていたのです。 そして丁度、レポートが終わった時でした。 ピンポーン 「………え……こ、こんな時間に一体誰が……」 ピンポーン……ピンポーン……… 一人暮らしをしているとこんな時間に訪ねてくる訪問者に対し柔軟な対応などできるはずもなく完全に無視を決めていたのですが…… ピーン……ピピピピピピポーン 「!?」 まるでBボタンを連打するかのような音が部屋中に鳴り響いたため意を決して玄関のドアを開けたのです。 _____今思えばこれが全ての始まりだったのでした。 「は、はい………?ど、どちら様でしょうか…?」 ドアを開けたその先には…… 「どうも。宇宙人兼貴方の彼氏様です」 自称宇宙人兼彼氏様と名乗るずぶ濡れのイケメンさん(無表情)が立っていました。
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!