0人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
翔の行方
一星はいつものメンバーで学校に向かっていた。
もう、あの感覚を考える必要が無い。
自分の気持ちがやっと理解出来た。
しかし、一星にはこの思いをどうすればいいのかが、分からなかった。
一星は悩んだ。
自分はこの気持ちをどうすればいいのかと。
一星が心の中で考えてる時皆は楽しくお喋りをしている。
だが、美桜は一星の表情を見て、疑問に思ったのか、一星に問いかけた。
「一星そんな悩み込んだ顔してどうしたの?」
一星は
「何でもないよ。」
と返答した。
美桜は一星が、何かに悩んでると感じた。
学校に着くといつもの通り教室に向かう。
その際に、美桜とはクラスが違うので別れる。
翔とは、同じクラスの為、一緒に向かった。
いつものように準備をして、席に着く。
翔も授業を受ける準備が終わり、席に着いた。
一時間目が始まる。
国語のテストであった。
一星はテスト勉強はしたのだが、その時はまだ、咲希の件でのモヤモヤで勉強しても頭に中々入らなかった。
なので、テストもろくに回答する事は出来なかった。
一星はテストに全然集中する事が出来ず結局制限時間が来てしまい全然解答欄を埋められなかった。
一星は心の中で赤点は間逃れたいと強く願っていた。
最初のコメントを投稿しよう!