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「勇者が巨乳が好きで何が悪い! むしろ勇者だからこそ、巨乳が好きだと言って過言ではない!」
「悪くは無いがのぉ・・・」
「ヨシヒコ様!」
「ちょっと・・・キミ・・・」
6人が戸惑う中、ヨシヒコはカミュたちに背を向けました。
ベロニカがカミュの袖を引っ張りますが、ヨシヒコの決意の揺るがなさを知るカミュはすっかり諦めています。
「すいません。魔王より巨乳。そう決めたのです」
そう言うとヨシヒコはマルティナの元に歩み寄りました。
「そういうわけで、私はこれからマルティナさんと共に生きていきます。彼女は約束してくれました。私を二度と離さないと。私は彼女と共に・・・何をするんでしたっけ?」
「・・・・デルカダール王国に潜む魔王を倒す?」
「そうです。その上で私はぱふぱふと共に生きる。そう決めました」
ヨシヒコがあまりにも涼しげな顔で言うので、6人はどうツッコミを入れていいか言葉に迷いました。
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