第8話「もう魔王なんてどうでもいい」 城跡~7人

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「なっ!?」 「これは!?」 不思議な事が起こりました。 彼らの脳裏に何かの映像が流れ始めたのです。 まずは不思議な祭壇。 その台座に置かれる6色のオーブ。 そして命の大樹に伸びる虹の道・・・ 全てが一瞬のうちに、感じられたのです。 「ちょっと! なによ今の! アタシにも見えたわよ!」 シルビアが飛び上がって驚きます。 「もしや、あの祭壇に6つのオーブを捧げれば、命の大樹への道が開かれるということでは?」 「すごいわ・・・大樹への行き方が分かるなんて。これが虹色の枝のチカラなの?」 “6人”が口々に驚嘆の感想を述べる中、ヨシヒコが眉をひそめていました。
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