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タケルの死角・・・、
彼の脇腹の辺りから繰り出される翼手竜の鈎爪は、
今にもタケルの内臓を引き裂こうとするっ!
だが、相手が人間だろうが獣だろうが、タケルの戦闘本能はあらゆる敵に対応する。
直感的に翼手竜の頭上高く飛び上がったタケルの右腕は、
翼手竜の左肩の腱を寸断した!
電撃のおまけつきで・・・。
耳を覆いたくなるような叫び声が響き渡ったかと思うと、
翼手竜は地面に崩れ、バタバタともがき始める。
もう、飛べやしないだろう。
ところが、止めを刺しに行こうとするタケルに予想外の反撃・・・!
翼手竜は翼をはげしく羽ばたかせると、その突風でタケルは吹き飛ばされる。
「うおっ!」
だが、翼手竜の飛翔さえ止められればこっちのものだ。
タケルの体が離れると見るや、酒田を中心とする狙撃部隊が・・・!
見る見るうちに翼手竜の体に無数の銃弾が槍のように貫いた!
ェケェェーッ!!
その隙に倒れていた隊員が助け出される。
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