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私、水島若葉は地元中学を卒業した。鞄には卒業証書とやたら重たい卒業アルバムが入っている。 卒業後は私立の女子校に進学。女子校じゃそう簡単に恋愛なんて無理かも。 だからこそ、私は卒業前に片思いしていた高木将に告白をした。 将には彼女がいたけど別れたという噂話を聞きこれはチャンス、と告ったけど返事は嬉しいものじゃなかった。 でも諦めの悪い私はボタンが欲しいと言った。 第二じゃなくてもいいから、思い出としてと欲しいのと。 私の熱意、いや気迫に押されたのか将はそれならいいよ、と言ってくれた。
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