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「僕の何がそんなに気に入らないんだ!」
『コショコショコショ。』
「こそこそ言うな!」
『フフフフ、また言われてるよ。』
『本当の事だもん。』
『確かに、アハハハハ……。』
「やめろ!
やめてくれ!!」
只野はもうろうとした意識の中で叫び続ける。
頭は重く締め付けられるような痛みが走る。
体は熱く息苦しい。
『コショコショコショ。』
「もうやめてくれ……もう……。」
只野の心はモロくも崩れ落ちていく。
只野は布団に潜って只野を攻撃してくる言葉を拒絶し続けた。
気がつけば周りは明るくなっている。
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