後編

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 新田さんは、ハザマにでんっと存在しているひとだ。もう、私の同僚ではないけれど、変わらずに、壁の間に居座っている。  口の上で転がした生キャラメルは、ちょっと苦くて、でもほんのり甘い、希望の味がした。  私のオネエな同僚/end
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