現実と・・・・・・

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ソファの上に横たわったまま、薫に執拗に愛撫されて紅いドレスから胸が露わにされた。 胸の頂きが冷たい空気に触れ、ビクンと震える。 「さぁ、僕に愛撫されるのを思い出しながら・・・・・・するんだよ」 何かの薬を飲んだかのように、薫に言われるがままに自身で花弁をなぞり始める。 それをじっと見つめながら、薫はスケッチブックを広げデッサンを始める。 サラサラと鉛筆が走る音と、未知が自分で慰める水音、甘い声が部屋に響く。 「ふっ、んんっ・・・・・・あぁ……」 「そこばかり弄っているね、やっぱり好きなんだ」 「ぁあ・・・・・欲しいのぉ……」 「僕に見られながら、何が欲しいんだい?」 「か、かおるにぃ・・・・・・許してぇ……」 スケッチブックを椅子に置いて、未知の(もと)に行き「ナニが欲しいんだい?」と意地悪く囁く。 「かおるが・・・・・・あぁん・・・・・・薫のモノで・・・・・・」 「僕だけを欲しがる君が欲しかった」 「薫が好きなのぉ……好きィ!!」 ビクンッと身体を震わせ、蜜壺からは溢れんばかりの蜜がソファを濡らした。 「僕も好きだよ、僕だけの未知・・・・・・いや、アリス」 はぁはぁと、息を弾ませ胸を上下に揺らす。 「僕も何度も君を求めてやまなかった」 「君が、僕を“王子”ばかりに夢中になるのがイケないんだ」 「もう、薫以外欲しくないのぉ」 未知が懇願するように謝ると、薫は満足げに「僕たちは繋がる運命なんだよ」と囁いた。 「アリス・・・・・・君は僕だけのもの」 「私は、薫だけの・・・・・・もの」 「愛してる」 「私も」 そういうと、2人は再び身体を重ねた。 何度も、何度も・・・・・・。
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