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(っはっっ!!!)
気合いで起きようとしたが、やはり睡魔には勝てまい。ぐっすりと寝てしまい、目が覚めると、やはりそこは箱だった。
相も変わらず少ししか身動きもとれないので、寝返りが打ちにくい。
(睡眠に特化した箱にいれてほしかったなぁ……)
ついでに枕もほしかったなぁとぼんやりと考えるうちに、少しずつ周りが………
…見えてこない。
状況は変わってないみたいだ。
(……夢じゃなかったんだぁ(´・ω・`)
夢は夢でも個人的にはネズミさんがお迎えをしてくれる夢の国の方が良かったのだが。
……しかし、眠い。とにかく眠い。やたらぬくぬくするせいで、意識がシャットダウンしやすいのかもしれない。
(まぁこの程度の眠気、徹夜で仕事をこなしてきた私の敵ではないわぁ!!!ハーハッハッハッハッ!!!!ハーハッハッハッハッ!!!!ハー…ッハッ………ハー……。………………スヤァ)
「~、、~~~!!」
(うおぅ!あっぶねぇぇぇ!!!!!)
なにかすさまじい音が聞こえた気がして、目が覚めた。
…いや、寝てはない。断じて寝てない。
こんな状況で寝るほど私は乙女をやめてないはずだ。
見た目はどうあれ、心は永遠の十ウン歳なのである。
(しかし、どうも…な……。)
このふわふわぬくぬくに包まれていると、どう…も…いし……きが………
「~~~~~~~~。」
三…………徹…した……からか………な……………。
(スヤァッ…)
「そんな!!!!どうしてですか!!!」
(っっ!!?)
……起きちゃったよ。
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