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もし、あの時の恋が上手くいっていたら今頃結婚して専業主婦になってたのかな?
でも、家事とかめんどくさいなー。世の中のママさん達はすごいよ。
「それか、一緒に住んじゃいます?家賃も半分。いえーいラッキー。的な?」
「それはダメだ。」
「何でですか?」
「結婚を前提に付き合ってる女がいる。男と女がひとつ屋根の下で暮らすこは問題があるだろう。彼女だっていい気はしない。」
「早川次長、彼女いたんだー。へー。」
「なんだその顔は。」
「別にー。とにかく私は絶対にここから出ていきませんからね。」
「ったく。君がちゃんと更新をめんどくさがらずしていればこんなことにはならなかったんだ。」
「過去の話をしても仕方が無い。今どうするかの話をしよう。ね?」
「とりあえず、荷物だけ置かせてくれ。今日は寝カフェにでも泊まる。」
「その結婚を前提にお付き合いしている彼女の所に泊めてもらえば?」
「1ヶ月、大阪へ出張だ。」
「だったら1ヶ月間だけここに住んだらどうですか?間借りさせてあげますよ。元はといえば私のせいでこうゆうことになったんだし、で、この1ヶ月間で新しいマンションを探すなりその彼女とさっさと結婚しちゃって一緒に住むなりしちゃってください。」
「出ていくのはお前だ!まぁお前のようなアラサー、独身、彼氏なし、のめんどくさがり女とどうにかなると思えない。1ヶ月の間間借りさせてやるからさっさとマンション探すなり彼氏探して同居でもするなりしろ。」
・・・どっちもめんどくさいな。
「どっちもめんどくさいという顔をするな。」
「心読まないでください。それに、今日からは、アラサー、独身、彼氏なし、同居人ありです!あと!出ていくのは次長の方ですからね!ちゃんと探しといてく、だ、さ、い、よっ!」
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