784人が本棚に入れています
本棚に追加
/308ページ
樹「柊くん……あのさ。そろそろ、僕に敬語を使うのもやめないか?」
柊「えっ……でも樹さんは副社長だし……」
樹「それは会社だけの話だろ?僕たち恋人同士なのに、あまりにも他人行儀じゃないか。『はい』とか『そうですね』とか……言葉の温度が5度くらい下がる気がする」
柊「えっ……そんなに冷えちゃいます?
でも…んー……(恥ずかしげに照れる)……やっぱり、なんか無理です!!」
樹「じゃあさ、とりあえず今だけ敬語やめてみてよ。…それならいいだろ?」
柊「……仕方ないですね。ちょっとだけですよ?」
樹「そうじゃなくて」
柊「…………し……
仕方ないな。ちょっとだけだぞ……??」
樹「うあーーーー。きゅううううん♪♪
すごくいいよ柊くん!やっぱりこれからは敬語ナシでいこうよ!」
柊「……少し考えさせてください」
樹「じゃなくって」
柊「……少し、考えさせてくれ……」
樹「きゅうううううううんっっ!!!」
最初のコメントを投稿しよう!