786人が本棚に入れています
本棚に追加
/308ページ
柊「樹さん、そろそろ大掃除始めましょうか?最終日に全部やるのも大変だし、少しずつやれば楽ですよね」
樹「(こたつでもごもごする)んー…でもさ、柊くん毎日ピカピカにしてくれてるんだし…そんな頑張んなくてもよくない?」
柊「……『出たぞズボラ病!』こういう時に、普段手の届かない場所もキレイにしとかないと、どんどん汚れが溜まっちゃいますよ?
それに…俺たち二人の愛の巣がホコリまみれなんて…俺悲しいな……(切なげに俯く)」
樹「……確かに、それはそうだ……」
柊「(ちらっと上目遣いに)それに、頑張ってくれたら、いいものあげます」
樹「いいもの?」
柊「…正月三が日、夜はあなたの言うこと、何でも聞きます…(恥ずかしげにもじもじする)」
樹「…………
よし、じゃどこからやろうか(いきなり腕まくり)」
柊「じゃ一緒に頑張りましょっ♪
『まさかこういう手を使うのが上手くなるなんて…複雑だ……』」
最初のコメントを投稿しよう!