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充(樹にTEL)「樹。母さんが最近覚えたメニューを自慢したいらしいから、今日柊くんとうちに夕食を食べに来ないか?」
樹「一つ確認なのですが。メニューはどのような? こってり系ですか?」
充「ん? いや、ヘルシーメニューの講習で習ったようだから、こってりはないな」
樹「それなら大丈夫です。今夜柊と行きます」
(夜)
充「お、来たね。……っていうか、樹、少し痩せたか? 前よりスッキリしたというか」
樹「ん、もう効果出てますか? 最近少し太ったのが気になって、ちょっとカロリー制限と運動を」
柊「よかった! お父さんに早速気づいてもらえましたね! 樹さん、毎日頑張ってるから」
充「ほう、そんなに頑張ってるのか?」
樹「ええ。柊が毎晩、もう無理っていうほどぎゅうぎゅうしごいてくれるんで。……効果絶大です」
充「……えっ……そっそうなのか……??
それはさぞ……いやなんでもない(なぜかにわかに動揺)」
樹「……(ニヤニヤニヤ)」
柊「……『……今の会話、どこか変だったか……? なんか二人の様子が変なんだが……?』」
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