響のピンチ!?

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「ねぇ宇佐美さんと社長って 付き合っているらしいわよ」 「いつも時間を見つけてデートをしているとか? 同棲をしているって噂もあるわよ」 「いいなぁ~玉の輿じゃん。 しかもイケメン。でも何であの子なの? 地味なのに……」 私達が付き合っているとか会社中に 噂が広まってしまった。 人間の一般女性達には、羨ましがられる。 しかし一部の妖怪の女性には……。 「ちょっといいかしら? 宇佐美さん」 「は、はい。」 美人だが凄く怖そうな雰囲気の女性社員達に 声をかけられてしまう。 何だか雰囲気からしてヤバそうな気がした。 怖い……。 無理やり資料室に連れて行かれると ギロッと睨まれる。 「ねぇ、あなた。 最近、社長の回りにまとわりついているって言う噂は、 本当なのかしら?」
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