月ノ宮一族の力。

1/22
1009人が本棚に入れています
本棚に追加
/353ページ

月ノ宮一族の力。

「じゃあ……あの……」 どうしよう。 やっぱり、何も浮かんでこない。 戸惑う私に社長がニヤリと笑った。 「なら、俺がヒントをやろう。 それが出来たら考えてやらんこともない」 「えっ?それって、どういうことでしようか?」 本当にそれが出来たら 恋人として受け入れてくれるのだろうか。 「まぁ、お前次第だろうがな。 これを食べたら連れて行ってやる」 それだけ言うと社長は、また食べ始めた。 連れて行ってやる? 一体どういうことだろうか。 でも、もし私に出来たら そう考えると受け入れるしかなかった。
/353ページ

最初のコメントを投稿しよう!