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この二人きりの白い部屋での隔離された感は気に入った。
遠くで聞こえるザワメキとか、時々保健室の前を歩く足音にドキドキしたりして…
和弥はと言えば…ベッドの脇に備えてあったイスに座ったはいいが…
『こんな2人きりだなんてぼくちん耐えられないっ!!』
みたくソワソワしてる。
いいねぇそのソワソワ。
じぃっと和弥の様子を見物モード。
と、俺、今更和弥の柔道着の前が未だはだけたままってコトに気付いちゃった。
いっ…いかん!!!!
我慢しなきゃ我慢せねば我慢しろよガマンだってば!
だぁああああ… そこで和弥はこの雰囲気に超困った顔をして俺を見た。
いかーーん!!そんな困った顔すんなって!
そういう悩ましげな顔がまた俺をソソってるんだよ!
平らだけどうっすらと筋肉が印影を作る広い胸。
鎖骨と首。
スッキリ眺めのイイ顎のラインと、いつも困った形の眉と目。
唇は薄情だから噛み付いて引っ張り出したいし。
口の端から端まで舐めたいし。
高いんだか低いんだか、形がイイんだか悪いんだかわかんないけど、
存在感のカケラもないクセに横から見ると意外に高い鼻にさぁ
こう鼻で愛撫してくすぐって、まぶたに思う存分キスしたい!
あぁぁぁああもう止まらん!
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