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第二の心臓よろしく脈打つ俺の息子が!!
脳内のアドレナリンがっ!!
目の前の王子を襲っちまえ!って大声で怒鳴りやがる。
その内遠くのザワメキも俺の耳に聞こえなくなって、
聞こえてくるのは和弥のちょっと荒い息。
駄目だダメだっダメだってば!!
今までどんなコトがあったって散々ガマンしまくってきたじゃない。
それもこれも体育倉庫にて土臭いマットの上でっ…ちゅうロマンティックな初体験の為じゃん!
「!!!!!!!!!!!!っ!!!!!!!!!!!!」
…全然ダメ
きっと、吸い寄せられたに違いない。
唇を見つめながら近付いた寸での所でさえ、もう止まる気はさっぱり無かった。
結局このビックリの多い和弥のリアクションからわかると思うけど
右の鼻にちぎったテッシュ詰めたまま俺、和弥の肩を引き寄せてキスしちゃってて…
そうなったらどうにも堪らんくなって
肌の温度とか、感触とか、唇の意外な柔らかさとか…
目を閉じて感じまくる。
これ以上は膨張不可能な程いきり勃って
頭にも血が!
「んっ…んっ…んんんんっっ!」
パニックって『ん』を連発する和弥の口
ウルサイから硬直した和弥の体をグイって強く抱き寄せる
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