大倉 光 の失敗
7/7
読書設定
目次
前へ
/
65ページ
次へ
何か言いかけてから思い留めたように口を固く噤んで、 和弥は背を向けると逃げるように保健室を出て行った。 『もう…お前なんかだいっ嫌いだ!!』 多分そんなセリフを吐き出したかったんだと思う。 言われなくても分かるし。 泣きたくなるくらいの寂しさに…そのままベッドにうずくまった。 聞こえない声に脅える俺、 そして鼻にはテッシュ詰めたまま 実際、かなり滑稽だよな。
/
65ページ
最初のコメントを投稿しよう!
46人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
78(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!