葛の非日常

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「はあはあ…女の子の初めてがイグアナの爺とかあり得へん 死にたい」 私は手を放され、 森に突っ伏して倒れる。 「はぁはぁ…」 ふと隣を見ると爬虫類爺は突っ伏して息も絶え絶えだった。 「お前もかよ!!」 「ふぉっふぉっふぉ…やりおるわ人間…」 「黙れ!アタシは何もしてねぇ!!」 満足げなのが逆にムカつく。 爺は深い眠りに落ちた。 どうしようもなく腹が立ったアタシは着衣の乱れを直し、 イグアナ爺の背負っていた荷物類をまさぐった。 中から鉈が出てきたので、腹いせにイグアナ爺の首を跳ねた。
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