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「あ、あぁっ!…くっ、はぁ……あぁぁぁおぉん」
おばあさんは悶え喘ぎ、遠吠えをあげました。
するとどうしたことでしょうか、おばあさんの身体は次々と退化?進化?いや、変化していきます。
びしょ濡れになった胸元から覗くだらんっと垂れ下がっていた乳は、ハリのある溢れんばかりの双丘は残念ながらないものの、つるつるすべすべの肌へ。
しわくちゃまんきんたん の顔や唇はつやつや、ぷるっぷるんとなり小さくなっていた瞳はビー玉のような瞳ではなく、キリっとしながらも可愛らしい猫目へ。
乳と同じように、だるんだるんに垂れ下がっていたお尻はまるで白桃のようなぷりんとしたハリに、まるでゆで玉子のように滑らかな肌と蒙古斑を取り戻し……。
「ばぶぅー」
「それ見ろ!言わんこっちゃない」
────若返りの実を食べて若返ったおばあさんだった赤ん坊を見て、旅人は溜息をつき呆れていました。
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