きっかけ

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ボロボロとこぼれる涙は、視界を奪ってしまい、 仕方なく車を路肩に停めた。 「どうした?って  お前泣いてんの?え~なになに?俺のせい?」 「すびばせん、ちょっとまっで」 鼻ををずび~っとかんで。 再び車を発進させた。 「おい、大丈夫かお前。」 「黙っといてください。これ以上何か言うの禁止です。」 私は無言でバンを走らせた。
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