風
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夜 世界が終わる音がする すべてを流す涙みた、それはまるで 氷弾ける音 ひび割れに似た、光の濁る、ちいさな ちいさな クレヴァスに 祈りの粒を 溢したら 無音の夜を切り裂いて ひとつ、ふたつ、数え切れない雨粒に そっと合わせた掌から溢した雫 月をさがして、俺は泣いた
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