第2話-不思議な医者。

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やっとドクターの家が見えてきた。 ジィ「もう少しだ。」 ジィはドクターの家の前まで着くと、家の側にある巨大な森も見ていた。 ジィ「相変わらずでかいな。枯れてるのにまだ成長してんじゃないよな・・・」 森の中は枯れた大樹のせいで真っ暗だ。 薄気味悪い。 ジィはなぜか全身に鳥肌が立ち、ドクターの家に入った。 ドクター「おう!ジィ、よくきたな。」 ドクターは椅子に座りコーヒーを飲んでいる。 ジィ「ドクター、なんでこんな所に住んでるんだ?」 ドクター「ハハハハハ!まぁ村から離れていて不便だから、物好きなジジイだと思うよな。」 ジィ「不便だし、あんな薄気味悪い森の側に住むことないんじゃない?」 ドクター「薄気味悪いか。お前には嫌な森に見えるか?」 ジィ「あぁ。」 ドクター「そうかそうか。お前あの森に入ったことあるか?」 ジィ「ないよ。」 ドクター「まぁお前にもいつかわかる日が来るだろうよ!ここに座って撃たれたところを見せてみろ。」 ジィはシャツを脱いだ。 ドクター「もう大丈夫だな!コーヒーでも飲んで行くか?」 ジィ「いや、ちょっと森に行ってみる。」 ドクター「そうか。あんまり奥まで入るなよ。嫌われたら二度と出てこれないからな!」 ジィはビクッとした。 ドクター「嘘だ嘘だ!気を付けろよ!」 ジィ「あぁ。ドクターありがとう。」 ジィは家を出ていった。
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