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やっとドクターの家が見えてきた。
ジィ「もう少しだ。」
ジィはドクターの家の前まで着くと、家の側にある巨大な森も見ていた。
ジィ「相変わらずでかいな。枯れてるのにまだ成長してんじゃないよな・・・」
森の中は枯れた大樹のせいで真っ暗だ。
薄気味悪い。
ジィはなぜか全身に鳥肌が立ち、ドクターの家に入った。
ドクター「おう!ジィ、よくきたな。」
ドクターは椅子に座りコーヒーを飲んでいる。
ジィ「ドクター、なんでこんな所に住んでるんだ?」
ドクター「ハハハハハ!まぁ村から離れていて不便だから、物好きなジジイだと思うよな。」
ジィ「不便だし、あんな薄気味悪い森の側に住むことないんじゃない?」
ドクター「薄気味悪いか。お前には嫌な森に見えるか?」
ジィ「あぁ。」
ドクター「そうかそうか。お前あの森に入ったことあるか?」
ジィ「ないよ。」
ドクター「まぁお前にもいつかわかる日が来るだろうよ!ここに座って撃たれたところを見せてみろ。」
ジィはシャツを脱いだ。
ドクター「もう大丈夫だな!コーヒーでも飲んで行くか?」
ジィ「いや、ちょっと森に行ってみる。」
ドクター「そうか。あんまり奥まで入るなよ。嫌われたら二度と出てこれないからな!」
ジィはビクッとした。
ドクター「嘘だ嘘だ!気を付けろよ!」
ジィ「あぁ。ドクターありがとう。」
ジィは家を出ていった。
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