第3話-プフランに向け。

3/4
5人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
突然目の前に現れたジィを見て、女の子は驚きすぎて声が出ないようだ。 ジィ「大丈夫か?」 女の子「は、はい。」 ジィ「ついてきな。」 ジィは女の子を連れてルーの店に隠れることにした。 男はまだ追いかけてくる。 ジィ「もう少しだら。」 女の子「ハァハァハァ」 女の子は疲れきたようだ。 ジィ「見えた!」 店の近くまで行くと、前で誰かが座っているのに気づいた。 ゴーザ「おぉ!ルー遅いじゃないか!」 ジィ「ゴーザ!ハァハァ。助けてくれ!ハァハァ。」 ゴーザ「なんだ。ジィじゃないか!どうしたんだ?」 ジィは後ろから追いかけてくる男を指さした。 ジィ「あいつ!ハァハァ。」 ゴーザ「腹減った」 ジィ「助けてくれたらハァハァ。家でルーに何か作ってもらうからハァハァ。」 ゴーザ「よし!約束だぞ!?」 ジィは縦に首をふった。 ズザンッ! ゴーザはその巨体からは想像もつかないぼどの速さで追いかけてきた男の方へ突っ込んで蹴りをかました。 ドカンッ! 男は家を数件貫通して遠くまで吹き飛ばされた。 ゴーザ「家壊しちまった。まぁこの辺は誰も住んでないから大丈夫だな!ガハハハハ!」 ジィ「ありがとう!」 ゴーザ「じゃー約束だ!ルーの家に行こう!」 ジィ「わかった。」 女の子はビックリしているが、安心したようだ。 ジィ「きみ大丈夫?」 女の子「はい。ありがとう。」 ジィ「家はここから近いの?」 女の子「あっち。」 ジィの家の方を指さした。 ジィ「俺の家もあっちだから送っていくよ。」 女の子「ありがとう。私の名前はフゥ。」 名前:アステイル・フゥ 身長:163cm 目の色:青 髪型:青い髪は肩までの長さで前髪は顎の辺りまであって目が少し隠れている。 黒いローブのようなものを着ていて、おとなしそうな女の子。 ジィ「俺はジィ。よろしくね!」
/27ページ

最初のコメントを投稿しよう!