第3話-プフランに向け。

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しばらく3人で歩いていると、フゥが立ち止まって右の方を指さした。 フゥ「私のお家この路地から入っていくの。」 ジィ「家のまで送るから大丈夫だよ。」 ゴーザ「俺腹減ったから先に家に行ってていいか?」 ジィ「え!?まぁ近いからいいか。わかった。ゴーザありがとう!」 フゥ「ありがとうございました。」 フゥは深く頭を下げてお礼を言った。 ゴーザ「おー!じゃあな!」 ゴーザは歩き出した。 ゴーザ「今日は良いことしな~旨い飯が食えそうだな~」 ジィとフゥは笑いながら路地に入っていった。 ジィ「フゥは何歳なの?」 フゥ「15才。私来月プフランに行くの。」 ジィ「マジで!?同い年じゃん!俺も来月プフランに行く予定・・・。」 ジィはフゥのことを3つくらい年下だと思っていた。 フゥ「予定?」 ジィ「俺まだ風操れないんだ・・・。」 ジィは恥ずかしそうに下を向いて答えた。 一瞬フゥはビックリしたような顔をしていた。 フゥ「大丈夫だよ!コツを掴めば後は簡単だから!」 ジィ「うん!」 ジィは今まで友達ができたことがなく、フゥがプフランに行く事を聞いてやる気が出てきた。
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