第4話-不思議な生物?ベル。

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ルー「この辺でいいかな!」 ジィはホバーをそおっと地面に置いて、上に立った。 ルー「ただ浮けと思うだけでいい!」 ジィ「うん!」 シューーー ジィのホバーから風を吸い込むような音が聞こえ始めた。 しばらくすると少しだけホバーが浮き始めた。 ジィは目をキラキラさせて嬉しそうにしている。 ルー「そうだ!その調子だ!1メートルくらい浮き上がるまで我慢するんだぞ!」 ズドン! ジィ「いててて」 ルー「おしかったな!」 ジィ「うん!」 ジィはまたホバーの上に立った。 今度はすぐに浮き上がり50cmくらいの高さまで上昇できた。 ルー「いいぞ!いいぞ!もう少しだ!そのままだぞ!よし!その高さをキープできるようにしろよ!」 ジィはグッとこらえて高さを保ち続ける。 ルーも嬉しそうだ。 ズドン! ジィ「いててて」 ルー「少し休憩しよう!」 ジィ「おぅ!」 二人は持ってきた水筒からコーヒーを入れて、地面に座った。 二人は空を見上げている。 ルー「なぁジィ。」 ジィ「ん?」 ルー「この空の上には何があるんだろうな?」 ジィ「どこまでも空が続いてるだけじゃないか?それか天国・・・。なんかあるわけないか。」 ルー「天国か。ジィ、いつか行ってみるといい。」 いつも元気いっぱいなルーが何故か悲しそうに見える。。
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