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「どうしたんだ?リース」
俺がリースの肩に手を伸ばしたその時、伸ばした手はリースに叩かれた。
「触らないで!汚らわしい!」
普段と違う厳しめの目で拒絶の言葉を言われた。
「えっ!」
俺は言われた事が信じられず動けなかった。
(えーと、リースに拒絶された?俺リースに嫌われる様なことしたか?)
そんな事を考えていると、リースの言葉は止まらなかった。
「世界で一番嫌いな貴方が私の主なんて最悪だわ」
「‥‥リース」
「私の名前を呼ばないで!貴方に名を呼ばれる度に気分が悪くなるわ、私を見ないで寄らないで!」
「ううっ!」
普段とのギャップとあんまりな言葉に俺は膝をついた。
「ちょっとラスティー大丈夫?」
「フラン俺はもう駄目だ、まさかリースにあんなに嫌われていたなんて知らなかったよ」
あんなに嫌われては、これから一緒に生活していける気がしない。
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